2023年2月18日土曜日

Nikon 1 J1 + Pixco CCTV lens 25mm f/1.4 ムービーテスト

 

 前回に続いて。nikon1。今回は動画を撮影してみた。


 引き続きレンズは Pixco CCTV lens 25mm f/1.4 である。設定などは前回(下記)のブログに書いてある。

 
 


では撮影。私事ではあるが、両親の介護や仕事が忙しく、撮影のためだけににお出かけなんて出来ないので身近な被写体を撮影してまとめた。

 動画撮影設定は「フルHD(1920×1080ピクセル)/60i」(映像コーデック:H.264)、音声は内蔵マイク(音声コーデック:AAC 48KHz)である。


 
 まずは室内で撮影。被写体は倉庫のダルマストーブ。暗い雨の日だった。

 光源は室内の蛍光灯のみ。手持ち撮影。モニターを除くとかなり暗かったのでレンズの絞りは開放。ISOは100-800。WBはオート。色合いはビビッド。シャッター速度は1/100。このシヤッター速度はこれが一番遅いので選択。フッカー対策にもなる。

 音声は倉庫の冷凍庫がうるさかったので最初だけ使った。とはいってもゲインを下げただけで生音だ。

 後はAdobe premiere elementsで若干の手振れ補正をして編集。というか繋げてテキストを入れただけ。音楽はフリーの素材から使わせていただいた。




 翌日は晴れたので近所の「河津桜」を撮影した。設定は全く一緒だが、少しでも手ブレ軽減するようにボディにグリップを付けて手持ち撮影。こちらもAdobe premiere elementsで編集。

 この日は思いのほか風があり陽の変化と雲の影で明るさのばらつきが目立ってしまったのでガンマ輝度を微調整した。

 動画内の鳥声は素材のままを使っているがホワイトノイズが目立ったので若干修正。内蔵マイクがステレオなので生音でも臨場感がある。BGMはこちらもフリー素材を使わせていただいた。

  


 ちなみに内蔵マイクはまずまず使えるモノなのだが、風音を盛大に拾ってしまう。かといって外部マイクは繋げない仕様なのでちょっと工夫して撮影してる。

 


100円ショップで売ってるモフモフの髪止。これをマイクの部分にはめている。



 Nikon1 J1のマイクはマウントの横に2か所。そこにこんな風にはめ込む。ウインドジャマー風の風防になる。

 このレンズは胴が細いのでゆるゆるになるし調整もしにくくなるのだが、クローズアップなどの動的撮影以外は全然問題ない。まずは風音を防げればいいのだ。もちろん純正レンズ(1Nikkor)の場合も使える。安上がりでお勧めだ。

 

 1010万画素静止画、FHD 1080 60i。バッキバキの画像が好きな方にはお勧めできないがそれなりで気楽に始めたい方には一択だと思う。そして安価だ。ボディは中古だと良品でも5,000程だ。
 今回はCCTVレンズを使用したが、さらに気楽に始めたい場合は純正レンズ(1Nikkorレンズ)がお勧めだ。AFは早いし、さらにコンパクトなカメラになる。
(ただ1Nikkorレンズの中古はなぜか値上がりしてる。)



 な感じで安いレンズと古いボディで静止画と動画撮影してみた。あまり人気のないNikon1だが。私はしばらくコレで「遊ぶ」つもりだ。

 ではまた次回…チャオ。

2023年2月16日木曜日

My Small Camera

 
また、カメラを始めた。

 そして、またまたNIKON1 J1。定期的に欲しくなってしまう。何回目の買いなおしだろうか。
 ディスコンされて結構経つし、性能的にはRX100などのコンデジでもよさげなのだが「センサーゴミ」や「レンズごみ」の混入がどうしても許せない私。
 センサー、レンズが清掃可能となるとミラーレス一択となった。後は小さいカメラがスキなのと中古が安いのも選択理由だ。



 レンズは標準ズーム(1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6)も購入したのだけど、以前4/3で使用していたCCTVレンズ(Pixco CCTV lens 25mm f/1.4)を使用してみた。3年ほど前Amazonで1,000円程で購入したものだ。マウントアダプターだけは追加購入した。





 もともとセキュリティカメラ設計なのでちよっと出っ張るが全体的にはコンパクト。


 レンズ先端環が絞り、マウント側の環がフォーカスとなる。もちろんマニュアルフォーカスである。絞り、フォーカスともに指標はあるが感覚で調整する感じだ。やはり値段なりなので個体差やガタがある。たまに致命傷なハズレもあるかもしれないので返品や交換できるAmazonで購入するのが一番安全だろう。

 では撮影なのだが…レンズもマニュアルだからボディの方もマニュアル設定になる。Nikon1は社外レンズに対する制限が多い。(詳しくはググってくれ)

よって…


 私はムービーモードで使用してる。Nikon1はムービーモードでも静止画撮影可能。そして、このモードだと実絞りをモニターに反映してくれる。
 
 まずはメニューから露出モードをM(マニュアル)に設定する。するとシャッタースピードはメニューダイヤル上のレバーで変更可能。ISOは面倒だがメニューからその都度設定する。あとはモニターで確認しながらレンズの絞りとフォーカスを調整してシャッターを切るだけだ。

 文字に書くとずらーっとなってしまう一連の動作だが、静止画撮影モードの「メクラ打ち」で失敗量産よりははるかに楽だ。

久しぶりのCCTVレンズ何枚か撮影した中から何枚か。



 アスペクト比16:9(3840×2160ピクセル、JPEG固定)になってしまうがトロトロしてシャッターチャンスを逃がすよりは全然いい。そこは割り切り。


 開放でのグルグルボケも健在。これがスキで買う方も多いらしいね。ピントあってるところは意外と解像してしまうのでグルグルボケがますます引き立つのだ。色合いはビビッドで撮影。



 ちなみにアシストがないので背面液晶だけでは遠景とかピンボケになったりもする。でも、この柔らかさも嫌いじゃない。
 



 な感じで久しぶりにCCTVレンズ。グルグルボケって今は流行ってないのかもしれないが流行り廃りだけではなく個性的な映りに私は魅力を感じる。
 そして、マニュアルレンズはやっぱり面白い。